ビットコイン BTC の今後を占う重要ポイント
みなさん、こんにちは。今回はビットコイン(BTC)の最近の動きについてお伝えします。
「アップトーバー」は期待外れ?需要の弱さが浮き彫りに
ビットコインは先週末、約11万ドル付近で取引されていましたが、10月に価格が上昇する「アップトーバー」と呼ばれる傾向が今回はあまり見られず、トレーダーの間で慎重なムードが続いています。
トレーディングビューのデータによると、金曜日の米国市場での下落分は一時的に回復したものの、全体としては売り圧力が強く、特にビットコインのETFからの資金流出が目立ちました。オンチェーン分析のグラスノードは、この資金流出が伝統的な金融投資家の売り圧力や機関投資家の需要の弱さを示していると指摘しています。
実際、英国の投資会社ファーサイド・インベスターズのデータでは、金曜日のETFからの資金流出は約1億9100万ドルにのぼり、木曜日の4億8800万ドルに続く大きな流出となりました。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想通り利下げを行ったものの、12月に向けてのタカ派的な姿勢が市場の楽観ムードを冷やしているとの見方もあります。グラスノードは、初期の価格上昇はトレーダーの慎重な姿勢によりすぐに消え、オプション市場にもその影響が表れていると述べています。
トレーダーの慎重な見方と注目の価格水準
仮想通貨投資家で起業家のテッド・ピローズ氏は、現在のビットコインの動きを「時間的キャピチュレーション(投げ売り局面)」と表現し、10万ドルの水準を守ることが重要だと指摘しています。週足チャートでこの水準を下回って終えると、下落トレンドが確定する可能性があるとのことです。
一方、トレーダーのダーン・クリプト・トレーズ氏は、ビットコインの本格的な動きが見られるのは、10万7000ドルまたは11万6000ドルのどちらかの価格帯を明確に突破したときだと分析しています。現状は価格がレンジ内で上下している状態が続いているようです。
ボリンジャーバンドが示す今後の高ボラティリティの可能性
10月の月足チャートではビットコインが3.7%下落し、2018年以来の厳しい結果となりました。しかし、11月は過去のデータからビットコインが最も好調な月の一つであり、2013年以降の平均上昇率は約42.5%と高い水準です。
この点について、アナリストのマシュー・ハイランド氏は、ボリンジャーバンドというテクニカル指標が現在「記録的な変動が近い」ことを示していると述べています。ボリンジャーバンドは価格の変動幅を示す指標で、収束していると大きな値動きが起こりやすいとされています。
実際、この指標の考案者であるジョン・ボリンジャー氏も、ビットコインや主要なアルトコインのボラティリティに注目すべき時期が近づいているとコメントしていました。
今回の動きを見ると、短期的には慎重なムードが続いているものの、11月の歴史的な傾向やテクニカル指標からは大きな動きが期待されているようです。どちらに動くのか、引き続きウォッチしていきたいですね!
