イーサリアム ETH は本当にオワコン?最新状況解説
みなさん、こんにちは。今回はイーサリアム(ETH)について、最近よく聞く「オワコン(終わったコンテンツ)」という声の真相を、2026年3月時点の最新情報をもとにわかりやすく解説していきます。
結論
「イーサリアム、もう終わりかな?」と思う気持ちは決して間違いではありません。ビットコインが史上最高値を更新し続ける中、イーサリアムは2025年8月にかろうじて最高値を更新したものの、その後は価格が大きく下落し、2026年3月現在は約2,000ドル台で推移しています。
「持ち続けるべきか」「売るべきか」と迷うのは自然なことです。この記事では、イーサリアムが「オワコン」と言われる理由を正直に認めつつ、それでもインフラとしての強みがある点も整理します。楽観的なだけの話ではなく、現実的な視点でお伝えします。
イーサリアムが「オワコン」と言われる4つの理由
- 価格面でビットコインやソラナに大きく劣後している
2025年10月にビットコインは約1,890万円の最高値を更新したのに対し、イーサリアムは2025年8月に約4,946ドルの最高値をつけた後、約60%も下落。ソラナはミームコインブームで取引量が増え、個人投資家の人気を奪いつつあります。 - L2(レイヤー2)の「吸血効果」問題
イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するためにL2ネットワークが発展しましたが、L2の利益がイーサリアム本体に還元されにくい構造になっています。ETH保有者がL2の成長から直接利益を得にくいという問題で、創設者のヴィタリック・ブテリン氏も認めています。 - 「クロスチェーン地獄」と呼ばれる使いにくさ
多数のL2が乱立した結果、資産を別のL2に移す際に複雑な手続きや手数料が必要になり、ユーザーの参入障壁が高まっています。対してソラナは一枚岩の設計でこの問題を回避し、使いやすさで差をつけています。 - ガス代(手数料)の高騰問題
ネットワーク混雑時には取引手数料が数千円から数万円に跳ね上がることもあり、取引利益が手数料で吹き飛ぶケースもあります。L2の普及で改善傾向はあるものの、「イーサリアムは高い」というイメージは根強いです。
それでも「オワコンではない」理由
- DeFi市場で約55%のシェアを維持し、TVL(預かり資産)は約700億ドル超
これは圧倒的な優位性で、2位以下のチェーンを大きく引き離しています。資産ベースで見れば、依然としてイーサリアムがトップです。 - 大企業が金融インフラとして採用
JPモルガンやブラックロック、Microsoftなどがイーサリアム技術を活用。特に現実資産のトークン化(RWA)分野での実用化が進んでいます。 - ステーキング需要が価格を下支え
総供給量の約24%にあたる約3,300万ETHがステーキングされており、長期保有者が多いことが価格の安定に寄与しています。 - イーサリアム現物ETFの承認で機関投資家の参入が加速
2024年に米国で承認され、ブラックロックなど大手機関からの資金流入が始まっています。
2026年のアップグレード予定:Glamsterdam と Hegota
2026年はイーサリアムにとって重要な年で、2回の大型アップグレードが予定されています。
- Glamsterdam(2026年5〜6月頃予定)
処理性能向上が主な目的で、取引の並列処理基盤を整備し、ガス代を最大約78%削減、ブロック生成時間を12秒から6秒に短縮する見込みです。また、ネットワークの分散性と安全性も強化されます。 - Hegota(2026年後半予定)
ノードのストレージ要件を最大90%削減するVerkleツリーの導入や、プライバシー保護・検閲耐性の強化が予定されています。
過去のアップグレードでは価格上昇のきっかけになることもあり、今回も注目されていますが、遅延リスクもあるため公式発表をチェックすることが大切です。
「オワコン」かどうかは「何を期待しているか」で変わる
短期的に価格の大幅上昇を期待するなら、現状のイーサリアムは難しいかもしれません。L2の吸血効果という構造的な問題が解決されない限り、価格は伸び悩む可能性があります。
一方で、金融インフラとしての地位は過去最強水準にあり、長期的な視点での保有や積立投資を考えるなら、現在の価格は割安と見る投資家もいます。
国内で選ばれている仮想通貨取引所のタイプ別紹介
- 少額から試したい・初心者向け:bitFlyer(1円から取引・積立可能)
- 手数料を抑えたい人:SBI VCトレード(入出金・送金手数料無料、ETHステーキング対応)
- アルトコインを幅広く扱いたい人:bitbank(取引所形式でアルトコイン売買可能)、OKJ(新興銘柄多数対応)
自分に合った取引所を選ぶことが、投資の第一歩です。
まとめ
イーサリアムが「オワコン」と言われる背景には、価格の低迷やL2の利益還元問題、使いにくさ、手数料の高さといった正当な批判があります。しかし一方で、DeFi市場の圧倒的シェアや大企業の採用、ステーキング需要、機関投資家の参入など、金融インフラとしての強固な地位も確立しています。
2026年のアップグレードでこれらの課題がどこまで改善されるかが、今後の価格動向に大きく影響しそうです。短期的な価格上昇を期待するか、長期的なインフラ投資と捉えるかで評価は分かれますが、どちらにせよ注目すべき存在であることは間違いなさそうです。
引き続きウォッチしていきたいですね!
