急成長の分散型取引所Aster、トークンの分割エアドロップを検討 CZとの関係性も明らかに

売り圧を軽減する分配方法を検討

分散型デリバティブ取引所AsterのレオナードCEOは29日、ASTERトークンのエアドロップについて、ベスティング(分割して少しずつ付与していくこと)を検討していると話した。

レナード氏は、この方法により、一度に付与するよりもASTERトークンの売り圧力が抑制され、アーリーアダプターと新規保有者にとってインセンティブのバランスが取れる可能性があるとしている。

今後2~3日以内に最終決定を下して詳細を説明すると続けた。

AsterのネイティブトークンASTERはガバナンス、取引報酬の提供、プラットフォーム上のコミュニティインセンティブのために活用されるものだ。

Asterは以前、トークン供給量の50%以上がコミュニティエアドロップに割り当てられたと発表していた。2025年10月5日までエアドロップのシーズン2が開催され、ASTER総供給量の4%が参加者に分配されることになる。

エアドロップとは

仮想通貨(トークン)を無料配布すること。認知度向上キャンペーン的な性質を持つ。ブロックチェーンがハードフォークして、新しい仮想通貨が生まれた場合にもエアドロップを行う場合がある。

参加者は、トークンを受け取るためには「Rhポイント」を獲得する必要がある。このポイントは、ユーザーの取引活動などを点数化して、トークン配布の割合を決めるためのスコアだ。

Aster Proでの取引量が多いほど、Rhポイントを多く入手できる。テイカーはメイカーの2倍のポイントを獲得することが可能だ。

また、ポジションを保有する期間が長くなるほど、多くのRhポイントを獲得できる。その他、asBNBやUSDFなどのAster資産を証拠金としてAster Proで取引することなどでもポイントが付与される。

シーズン2では、ユーザー間の公平性を確保するために、様々なリスク管理策を講じている。たとえば、一定期間に獲得できるポイントの上限設定や、市場状況に合わせてプログラム全体でスコアの測定方法を調整することなどを挙げた。

なお、エアドロップのシーズン1では、52万7,224のユニークウォレットが20週間キャンペーンに参加し、合計377億ドル(約5.6兆円)を超える取引高を記録している。

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Asterは、永久先物とスポット(現物)取引の両方を提供する、次世代の分散型取引所(DEX)だ。永久先物で知られる急成長中の分散型取引所ハイパーリキッドのライバルとして急速に台頭してきている。

仮想通貨ASTERの最近の急騰は「クジラ」と呼ばれる大口投資家によっても支えられていた。さらに、バイナンス前CEOのチャンポン・ジャオ(CZ)氏らが率いるYZi ラボも出資しており、CZ氏の支持も背景に上昇しているとみられる。

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CZ氏は、Asterではバイナンスの元社員も何人か働いていると認めた。また、CZ氏自身はチームに直接参加しているわけではないがアドバイザーを務めている。

ASTERは17日のローンチ以来、記事執筆時現在で約1,800%上昇しているところだ。

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