ビットコイン ハッシュレート 15%減少の理由とは

みなさん、こんにちは。今回はビットコインのマイニング状況について、最近の動きをわかりやすく解説していきます。

ビットコインの採掘能力が約15%減少

仮想通貨のデータを提供する Hashrate Index の情報によると、ビットコイン(BTC)のネットワーク全体の計算能力を示す「ハッシュレート」が、2026年1月18日に約991 EH/s(7日間の平均値)まで下がり、昨年9月以来、約4カ月ぶりに1ゼタハッシュ(ZH/s)を下回りました。ちなみに、昨年10月19日にはピークで1,157 EH/sを記録していたので、約15%の減少となっています。

ハッシュレートとは、マイナー(採掘者)が1秒間にどれだけの計算を行えるかを示す数値で、これが高いほどネットワークの安全性が高く、マイニングに参加する人や機械が多いことを意味します。逆にこの数値が下がると、マイナーが機械の稼働を止めたり、電力を他の用途に使ったりしている可能性があると考えられます。

AI需要の急増でマイナーが事業を多角化

業界の専門家によると、ビットコインのマイニング収益が2024年4月の半減期以降に大きく落ち込んだことが、マイナーが電力をAI関連の事業に切り替える動きの背景にあるようです。実際、主要なマイニング企業の約7割がすでにAIやハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)事業から収益を得ているとのこと。

特にアメリカのテキサス州では、2025年の電力需要が前年比で約4倍に増え、そのうち約73%がAIデータセンターによるものと予測されています。こうした動きは、マイニング業界の収益性の低下と電力コストの増加が影響していると見られています。

また、資産運用会社の VanEck は、ハッシュレートの低下を「マイナーの降伏」と表現し、過去のデータからは価格の反発とは逆の動きとして注目されています。

このように、ビットコインのマイニング環境は変化の真っただ中にあり、AI分野の成長とともにマイナーの動きも多様化しているようです。

引き続きウォッチしていきたいですね!