イーサリアム 未来展望 と 技術革新 2026

みなさん、こんにちは。今回はイーサリアムの未来について、最近開催されたオンラインイベント「Ethereum Shift 2026」での議論をわかりやすくお伝えします。

イーサリアムの長期展望とトレジャリー企業の役割

イベントでは暗号資産リサーチャーの墨汁うまいさんとTORICOの國光宏尚さんが、イーサリアムの将来性について語りました。墨汁さんは、2016年に約1,000円でETHを購入して以来、開発動向を追い続けてきた経験から、最近の価格下落はあまり気にしていないとのこと。むしろ本質的価値に対して価格が大きく下がった時こそ買い時だと考えているそうです。

その根拠として、イーサリアムの発行量の約30%がステーキングされていること、ブラックロックやフィデリティといった大手機関投資家向けのETFが登場したこと、そしてTORICOのようなトレジャリー企業が増えてきたことを挙げています。個人投資家は一時的に離れているものの、機関投資家や先見の明のある投資家が増えているという指摘もありました。

また、ビットコインとの違いとして、ビットコインは「デジタルゴールド」として保有するだけで利回りがないのに対し、イーサリアムはステーキングを通じてネットワークのセキュリティに貢献しつつ、年利2〜3%の報酬が得られる点が強調されました。これがイーサリアムのトレジャリー企業が注目される理由の一つのようです。

技術的な優位性と10年後のビジョン

國光さんは、ここ1〜2年でイーサリアムの強さが際立ってきたと話しています。特に米ドルのステーブルコインの多くがイーサリアム上で発行されていることや、株式のトークン化、実物資産のトークン化(RWA)でもイーサリアムが主要な基盤となっている点を挙げています。イーサリアムは「デジタルオイル」や「ワールドコンピューター」とも呼ばれ、その実需が拡大していることに期待が寄せられています。

技術面では、墨汁さんが最近導入されたPeerDASという仕組みを紹介。これはデータを128に分割し、バリデーターの負担を変えずに理論上8倍のスケーリングを可能にする技術です。さらに次の大型アップデート「Fusaka」では、レイヤー2と合わせてエコシステム全体で1,000TPS(トランザクション毎秒)の処理能力を目指しているとのことです。

また、米国で成立が見込まれる「GENIUS Act(ステーブルコイン法)」の整備や、バイデン政権時代の規制抑圧からの転換が追い風になると期待されています。これにより、これまで苦しい時期を乗り越えたイーサリアムから、想像もつかないような新しいプロジェクトが生まれてくる可能性があると語られました。

さらに、量子コンピューター耐性の研究やAWSレベルのプログラマビリティ(開発のしやすさ)への進化も視野に入れており、Web2からWeb3への移行が現実味を帯びてきているとの見方も示されました。

まとめると、イーサリアムは技術的な進化と制度面の整備が進む中で、今後10年の間にさらに存在感を強めていく可能性があるということのようです。

個人的には、イーサリアムのステーキングによる報酬や技術アップデートの具体的な進展が、他の暗号資産と比べてどのように差別化されていくのか注目したいですね。今後もこうした動きをしっかりウォッチしていきたいと思います。引き続きウォッチしていきたいですね!