Web3 × M2M決済基盤 PoC開始の全貌
みなさん、こんにちは。
Web3型M2M基盤とステーブルコインのPoC開始
株式会社 CAICA DIGITAL が、Web3 を活用した M2M(Machine to Machine)基盤と連携するステーブルコイン基盤の概念実証(PoC)をスタートさせました。これは、電気自動車が充電完了時に自動で料金を支払ったり、物流車両が通行料金を即時に決済したりと、機械同士が自律的に決済を行う仕組みの実現可能性を探るものです。
3段階のフェーズで段階的に実証
今回の PoC は、これまでに構築された「5G RedCap と MQTT によるリアルタイム M2M 通信基盤」と「分散型認証基盤」をベースに、ステーブルコイン基盤を新たに開発し、車両や充電器、駐車場、IoT 機器などがそれぞれ分散型認証 ID とウォレットを持って決済を行う仕組みを検証します。
決済の制御にはイーサリアムのアカウント抽象化規格「ERC-4337」とセッションキーを採用。利用上限の設定や自動バッチ処理、ガス代を補助する Paymaster 機能、不正利用時の凍結やリカバリ機能など、金融インフラとしての管理機能も試験対象です。
スケーラビリティと低コスト決済を両立
スケーラビリティの面では、オフチェーンでの VC 管理、L2(zkRollup)での決済処理、L1 での準備金管理という3層構造を採用。これにより、数円から数十円レベルの低コストで高頻度のトランザクション処理を目指しています。
PoC はフェーズ1(技術基盤確立)、フェーズ2(モバイル・デバイス連携)、フェーズ3(統合実証・負荷検証)の3段階で進められ、将来的にはステーブルコイン基盤のアライアンス強化や他社サービスとの接続ハブ化、さらにはグローバル決済基盤への拡張も視野に入れているとのことです。
こうした取り組みは、自動運転や IoT が進む未来において、機械同士がスムーズに決済を行うための重要な基盤となりそうです。低コストかつ高頻度の決済を実現できれば、さまざまな産業での応用が期待できそうですね。引き続きウォッチしていきたいですね!
